こんにちは!
2月はたくさん更新をすると言って早速実行できていませんでしたが、
やっと気持ちの整理ができたので(笑)、先日受けたIELTSについて書いてみたいと思います。
現地で英語試験を受けてみようと思う方は、参考にしていただけると嬉しいです。
IELTSとは
本当はケンブリッジ英検を受けてみたかったのですが、
試験日程が都合が良かったので今回はIELTSを選びました。
日本で英語能力を測る試験といえば、英検、TOEICなどが一般的ですが、
今後、海外留学や就職、移住を考える人には、IELTSやケンブリッジの方が良いと思います。
ただ、日本企業に就職するならTOEICのスコアをがっつり取った方が話が早い。
IELTSと似た試験でTOEFLもあるけど、最近は、IELTSの方が今後の有用性が高いイメージ。
あと、TOEFLは試験時間は異常に長いので、私には無理。笑
これらが、私の勝手な英語試験のイメージなんですが、詳しくは下記のサイトをご覧ください。
このサイトは、様々な英語試験の情報が幅広く載っていてわかりやすいです。
こちらのサイトからIELTSの概要を引用させていただくと、
International English Language Testing System (IELTS : アイエルツ) は、海外留学や研修のために英語力を証明する必要のある方、イギリス、オーストラリア、カナダなどへ海外移住申請される方に最適なテストです。イギリス、オーストラリア、カナダ、ニュージーランドのほぼすべての高等教育機関で認められており、アメリカでも、アイビー・リーグを含む3,000以上の教育機関で採用されています。
IELTSには、アカデミック・モジュールとジェネラル・トレーニング・モジュールの2種類があります。
いずれも、リスニング、リーディング、ライティング、スピーキングの4つのテストで構成されます。リスニング、リーディング、ライティングはペーパーベースの筆記テストで、スピーキングはネイティブの試験官と1対1の面接形式となっています。
リスニング 筆記試験(時間:40分、解答転記時間10分含む) リーディング 筆記試験(時間:60分) ライティング 筆記試験(時間:60分) スピーキング 面接試験(時間:11~14分) テスト結果は1.0から9.0まで0.5刻みのバンドスコアで示されます。合格、不合格はありません。リスニング、リーディング、ライティング、スピーキングの各パートごとの英語力がバンドスコアで示される他に、総合評価としてオーバーオール・バンドスコアが与えられます。
私は、5年程前に血迷ってIELTSを初めて受験したことがあるのですが、
あまりに実力不足すぎて本当に消えたい気持ちでいっぱいになりました。笑
申し込み過程
前置きはさておき、アイルランドでのIELTSの申し込み方法について紹介します。
手っ取り早く、IELTS公式サイトの試験会場選択ページのURLを載せますので、
こちらから近場の試験会場を選んでみてください↓
私は、「British Council – Dublin City University Test Centre」で受験。
ここは、なぜか受験受付が他の会場より長くやっていたので、ギリギリで申し込めました。
オンラインから受験申し込みができますので、そのまま必要事項を入力。
証明写真とパスポートの写真をアップする必要があるので、事前に準備してください。
普通にスマホで撮った写真でOKでした。
試験料の200ユーロもオンラインでクレジット支払いが可能です。
申し込みが完了すれば、メールが届きます。
IELTS事前学習
IELTSのサイトで、一通りの問題を見ることができます。
IELTS公式アプリもありますが、こちらはあまり使い勝手がよくなかったです。
今回の私は、本当にやる気がなくて、事前学習もあまりせずに挑んでしまいました。
特に特別な準備が必要という感じはしないですが、
もし自習で挑むのであれば、一冊問題集買って一通りの流れをつかむのが良いと思います。
通しで試験通りにすべての問題を解く、というのを何度かやるべきだと思います。
私は問題集すら持ってなかったので、時間配分とか全く考えず当日を迎えました。笑
この辺は、語学学校のIELTSコースとか、様々な試験対策本の方がよっぽど詳しいと思うので、
私が余計なこと言うのはやめておきますが、個人的にやっておいたら良かったと思うこと↓
・リスニング:聞き取りよりもスペルミスが命取り…ライティング勉強をすべし
・リーディング:特にないけど、単語勉強はギリギリでも間に合うのでやるべし。
・ライティング:1日1題でも良いので200字、400字のエッセイを書くこと
・スピーキング:IELTS出題例を事前に調べておく
当日の流れ
前日に、時間や場所の詳細メールがきました。
そのメールにスピーキングの時間も載っています。私は当日午後でした。
会場には9時到着という指示で、時間ちょうどにほぼ全員揃っていましたが、
多少遅れてもなんとかなるような雰囲気です。笑
絶対にパスポートを忘れないように!
私の時は、受験生は全員で25人くらいでした。
9時から受付を始め、待機した後、アカデミックとジェネラルで各部屋に分けられます。
少人数ということもあり、結構なごやかな雰囲気です。
ちなみに、鉛筆と消しゴムは支給されました!
インストラクションなどは、はっきりゆっくり読んでくれるので特に問題ないと思います。
受験してみた感想
まず、日本ではなく海外でIELTSを受験したことについては、特になんの問題もありませんでした。
インストラクションも全て英語ですが、そもそもアイルランドで生活ができている人なら、
なにも難しいことはないと思います。スタッフの人もみんな優しかったです。
また、5年前に受けた時は、試験時間は永遠のようにも感じましたが、今回はあっという間でした。
TOEICの試験では試験時間が長くて集中力が切れてしまうのですが、
IELTSではそういったこともなく、割と集中して受けることができました。
40分、60分、60分、と短時間で区切られているのIELTSは良いですね。
リスニングも繰り返しで読まれず1回きりなのでサクサク進みます。笑
試験の英語はとっても聞き取りやすく、普段のアイリッシュ英語で鍛えられたのかな〜
とか思っていたら、解答時にスペルが思い出せない、という落とし穴が!!
現代っ子は文字書くことも少ないし、スマホは自動修正とか予測変換してくれる時代。
高校時代の方がスペルは書けたな、と思いました。悔しい。
IELTSは、すべての試験がマークシートではなく筆記型なのでスペル間違ったら終わりです。
(この記事のサムネイルがマークシートだった笑、まぎらわしくてすみません)
もう語学学校にも長らく行っておらず、本当に筆記には手こずりました。
そんな私も、リーディングはだいたい時間内には解き終わりました。
英語試験では、文章をしっかり全部読むタイプなのですが、それでも間に合いました。
ライティングは、時間が間に合わず2題目の途中で力尽きました。苦手なので、まあ想定内。
ちなみに、私が四苦八苦してる横で白人の若い女の子がものすごく高速で解き終わってました。
英語ができる人にとって、このテストはお遊びでしか無いのかも。と悲しくなりました。笑
スピーキングテストは、まず、面接官の言ってることが聞きとれない。聞き取れないというか、
質問の意図がわからない感じで、結構抽象的なことを聞かれ、答えにも悩みました。
試験中、4〜5回は聞き直したと思います。この時点で終わったなと思いました。
あと、基本的に「会話」ではなく、一方的に質問され、一方的に答え続ける、というのが続きます。
普段、友人との会話では、相手の反応があるからこちらも安心して話せるのですが、
顔色ひとつ変えない面接官に話し続けるのは、結構難しかったです。。。
IELTS結果
結果は、約2週間後にオンラインで確認することができます。
また、その後しばらくして郵送でも結果が送られてきます。
ちなみに、私が受験したのはジェネラルの方です。今後特に進学する予定もないので。
正直、結果が恥ずかしすぎて、ブログで発表するのが嫌すぎて、書くのが遅くなりました。笑
とはいえ、記事にするなら結果が必要なので、以下結果↓
Listening : 6.0
Reading : 6.0
Writing : 5.5
Speaking : 4.5
Overall Band : 5.5
いや、スピーキングの低さよ…さすがに凹んだ。
ライティングは途中で終わってしまい、5を切るかもと思ってたけど、踏ん張れたようです。
いつも通り、テスト(Reading)と現実世界(Speaking)での英語力の乖離がひどい。
しかも、5年前もスピーキングはこのぐらいのスコアだったので、まるで成長していないという事実。笑
5年前のスコアははっきり覚えていないのですが、帰国したら比較してみたいと思います…。
個人的には、大学院に通うような周りの友人は皆だいたいOverallで7.0くらいはあるので、
自分レベルだったら6.0を超えたら上出来かなという目標でしたが、全く及ばず。
特に、進学や移住に必要、という状況でもなく、ケンブリッジのように「不合格」もないので、
焦りがなかったのが今回勉強しなかった一因だとは思います。追い込まれないと勉強できないタイプ。
今後の英語学習について
そもそも、目的なくIELTSを受ける人の方が少ないのに、大金をはたいて適当に受験したことを反省。
日本では、とりあえず記録残すためにTOEIC受けとくか〜みたいに、
定期的に受験してたTOEIC感覚だったのですが、さすがに受験料200ユーロを考えると、
こんな甘い気持ちで試験を受けること自体おかしいのか。笑
インスタグラムでたくさんの勉強アカウントの方をフォローしているのですが、
みなさん真剣にコツコツと勉強を続けられていて、
海外で生活しているからと油断していた自分とは大違い。
結局、環境だけではなく自分自身の意識を変えないと、語学習得なんてうまくいかないんだな。
1年アイルランドに滞在してみたものの、試験結果では英語力の向上はほぼみられませんでした。
とはいえ、そもそもワーホリ前になんの試験も受けてないので、比較すらできないのですが。
ひとしきり言い訳したところで、今後の英語学習について。
もちろん英語試験だけが全てではないので、あまりこだわらないようにはしたいと思っています。
試験のための勉強をしていたって、普段使わないのなら意味がないし、
「今の生活や今後の仕事で必要な英語を身につけて、実際に使えること」
が今も昔も、私の目的であり目標であることに変わりはありません。
これからも、ちょっとでも「できる」方へ近づけるように、また学び続けるしかないのですね〜。
ただ、今回があまりに悲惨だったので、リベンジで、帰国後にTOEICを受けようかと思っています。
本当はもう受けるつもりもなかったのですが、やっぱり何かしらの達成感が欲しい。
でも受験料はもう200ユーロも出せないので、間をとってTOEIC。笑
こんなに試験に囚われたくないと思っていても、結局こんな感じになってしまうので、
なにかの呪いにかかっているとしか思えません。笑
英語苦手呪縛から解放されるのはいつなのか、、、語学習得の道のりは長い。
でも辞めない!
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