こんにちは、翔です。
前回のJ1ビザ紹介編に続き、準備編です。
とはいえ、だいぶ前回更新から時間が経ってしまいましたが…
前回の記事はこちら↓
DS2019(Jビザ申請許可書)を入手するまで・・・
どうやったらそのDS2019(Jビザ申請許可書)を発行してもらえるのか。
このDS2019というのは、最終的にはwebサイト上で必要事項に答えたり、サインをしたりして完成させます。
が、そのサイトに行く前にまずは下準備があります…!
①必要書類準備、②ビザスポンサーの英語面接、③申請料支払い ④DS-7002(Training Plan)記入
簡単にまとめるとこの4ステップです。
受け入れ企業からスポンサーの指示に従うようにと言われたので、粛々と言われた通り書類準備をしていきました。
基本的にはスポンサー団体の指示通りに進めていけば良いだけなので、
書類の多さや内容としては難しいものの流れとしては結構楽です。
ステップ1 必要書類を集める
①の必要書類はワーホリの時と似ていましたが、一番最初の初期段階で必要と言われた準備物はこちら。
・英文履歴書
・スポンサー団体のApplication Form
・英文残高証明書(自分名義のものを英文でドル建て表記で、6000ドル(70万円程度)以上)
・パスポートコピー
・英文卒業証明書、成績証明書
・今まで取得したアメリカのビザコピー(ESTAは必要なし)
・英文雇用証明書(現職のものを英文で。テンプレもらって自作しました)
・証明写真データ
わりと面倒なので、用意できるものから早めにつぶしていきましょう。
ここの初動の速さが申請の早にも響いてきます。
私は今回パスポートの更新があったので時間がかかりました、、、
また、この初期段階で提出した写真データは、スポンサー団体登録用?で特に規定がありませんでしたが、
アメリカビザの申請には所定の決まったサイズの写真が必要になります。
これが日本の証明写真サイズと全然違うので注意。
また、英文雇用証明書は上司のサインが必要とのことでしたが、しれっと自作しました。
会社の支援でJ1ビザ申請する場合は、素直にお願いすると良いと思います。
↑上記のように、日本の会社で海外転勤制度として駐在ビザではなくJ1ビザで1年だけ研修に出るというパターンも多いようです)
上記の書類を用意して、スポンサー団体に提出します。
また、スポンサー団体との契約関係に必要な書類をまずはサインして返す作業もあります。
・Participant Agreement
・Fee Disclosure
・Financial Verification Form
このようなものがありました。これらは団体によって多少異なる可能性があります。
ここで、Fee Disclosure(呼び方は団体ごとに違うかも)でスポンサー団体に支払う費用の最終確認。
当初言われていた額と相違ないか、不必要なオプションに入っていないかも確認してください。
私の場合は、入社予定の会社からの紹介料としてディスカウントがありました。
面接の時にそんな話もあったので、ちゃんと確認。やっぱり、かなりな額ですので慎重に。
ちなみに、この団体へ払う費用とは別に、大使館面接費$160とパスポート返送費¥3,190が今後かかります。
ステップ2 ビザスポンサー英語面接
これは、J1ビザ申請するにあたり必要な英語力があるかどうかをチェックするもので、
オンライン面談の形で行われました。
簡単にいうと、大使館面接の予行練習です。
ここをクリアしないとそもそも先に進めないので英語苦手な方は要練習です!
といっても、これもスポンサー団体から質問事項と模範解答を教えていただけます。
大使館面接においてもどのように受け答えすべきかについては、レクチャーがありますが、
まさにその予行練習ということで、30問以上の質問項目をある程度スラスラと答えられるようにしておくよう言われました。
実際のこの英語面接でも大使館での面接でも、30問も質問はされませんでしたが、
何を聞かれても答えられるようにということでその程度は必要なようです。
ここではとにかく、「働きに行く」「会社で働く」というワードを使わないことを徹底されます。
これはあくまでもトレーニング・インターンビザなので、労働ビザではないからです。
ここで揚げ足を取られるとまずいので、徹底して
「participate training program」「have a training in 〇〇 company」という言い方をするようにします。
また、ビザが終わったあとは日本に帰る意思があるということを伝え、
アメリカで働きたい、といったことは言わない、などに気をつければ基本的には大丈夫でした。
ステップ3 申請料支払い
ステップ1〜2をこなしているうちに申請料の請求書がスポンサー団体から届きます。
基本的には海外送金をする必要があります。
日本でお使いの銀行から海外送金をしてももちろん良いのですが、結構手数料がかかるのと、
申請して審査して送金して、、というプロセスにもやたら時間がかかります。
私も当初はドル建て貯金をしていたソニー銀行から送金しようとしたのですが、
結局ドル建てでは海外送金できないことがわかり(なんのためのドル建て預金なんだ!)、
海外送金で有名なwise(旧transfer wise)で送金をしました。
めちゃくちゃ一瞬で簡単にそして良いレートで送金できちゃいました。
今のところやはり日本の口座から海外送金となるとwise一択なのではないでしょうか。
ステップ4 Training Planの記入
上記のステップを終えると(実際には支払いは前後してもOK、私も支払いが一番最後になりました)
Training Planにサインをするという工程に入ります。
DS-7002(Training Plan)というのは、実際には10枚以上ある研修内容が細かく記載された書類のこと。
これは、スポンサー団体と雇用先の会社側がほぼすべて中身を作ってくれています(もちろん英語)。
ちなみにDS-7002はスポンサーとの英語面接時には内容を把握しておく必要があるので、
かなり前に書類として渡されており、中身は英語面接前に熟読しないといけません。
トレーニングにはそれぞれPhaseがあり、それを説明できるようにしておく必要があります。
私の場合は1年間で4つのPhaseに分けてトレーニングしていくという内容が書かれていました。
まあ、実際に入社してからやる業務とはちょっとかけ離れているかもしれません。
あくまでの便宜上といった内容でした。けっこう抽象的なことばっかり書いてあったし。
今回のステップでは、スポンサー団体から専用のサイトが送られてくるのでログインをし、
そのDS-7002(Training Plan)にweb上でサインをおこないました。
が、サインだけではなく、他にも完成後の書類の送付先、他注意事項書類のダウンロード&確認サイン、
オリエンテーションクイズへの回答など他にも回答すべき項目が盛りだくさんです。
他のスポンサー団体ではこれらをwebではなく書類データのやりとりで行っているところもあるかもしれませんが、
私の場合はすべてそのwebサイトから回答をしました。
これでようやくDS2019が発行されます!
これらを終えると、ようやくDS2019が発行可能になります。
でもDS2019ってJ1ビザの申請許可書、、、、
申請書を発行するための申請でこんなにかかるのかー!!ってことで、
やっぱスポンサー団体いないとこんなのできないですね。
DS2019は、上記のwebサイトで登録しておいた自分の住所に海外から郵送で届きます。
その他、印刷されたDS7002やDSスポンサー団体からのインストラクションも同封されていました。
さて、それを受領したら最後のステップ、大使館面接の予約に進みます。
大使館面接には、オンラインビザ申請用紙・DS160の入力が必要です。
・・・・・どんだけ申請させる気だーーーーーー!
ってことで、次回に続きます。笑
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