ワーホリ中に海外転職活動をした話。3

ワーホリ帰国後
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こんにちは、翔です。

さっと終わらすつもりが長くなってしまい、3つに記事をわけています、転職活動報告。

今回は、実際に選考がどんな感じに進んでいったかについてです。

これで最後です。もし最後まで見てくださっている方いたら感謝感謝です…!

選考スピードはどんな感じ?

これはあくまで私の今回の平均ですが、応募から内定が出るまでには1ヶ月くらいはかかり、

とりあえず選考スピードは日本での就活より断然遅いです。

海外の現地採用は、ちゃんと人事部などがある日本と違って、

支店長など一社員が掛け持ちで採用業務をしていることが多いからだそうです。

なので、転職活動は結構早めから取り組む必要があると思いますが、

私は、帰国後すぐ働きたくて、帰国3ヶ月以上前から就活をしましたが早すぎました。笑

早くても2ヶ月前からの就活スタートで全然間に合うかと思います。

これが私の実際の就活進行表↓笑

応募エージェント面談書類通過連絡最終面接結果
A11/2911/2912/5不採用
B12/1012/191/30内定
C12/26不採用不採用
D12/281/7コロナで中止
E12/281/141/20内定
F12/281/27コロナで中止
G1/27不採用不採用
H3/93/93/18内定

実際は他にも受けた企業はあり、表もこう少し詳細ですが、ざっくりこんな感じ。

私は年末年始をはさんだので余計に時間がかかったのもありますが、

応募から2ヶ月かかるところもあれば、すぐ面接が決まってトントン拍子ということもあります。

どの企業も最後の面接から結果がでるまでに1週間以上はかかりました。

基本的には面接は1回だけのことが多かったですが、3回やったところもありました。

ちなみに、私が就活を始めたのはコロナ騒動の少し前なので、通常期のスピードがこんな感じだと思います。

ですが、途中コロナの影響で選考がストップしてしまった企業も2つありました。

(もともと中国本社や中国採用の企業だったので判断が早かったのだと思います。)

応募から面接までの流れ

応募の仕方は3パターンです。

1)直接企業にCVを送る

2)求人サイトから応募

3)エージェントを通して応募

1の場合は、企業サイトなどで応募先のメールアドレスに直接CVを送ったり、

企業によってはサイト内に応募フォームがあるのでそこから送信したりしました。

海外企業の場合、不採用だとメールの返事すらありませんでした。

2、3の場合は、基本的な流れは一緒ですが、

エージェントを通す場合だと面接日の調整や面接前の面談をエージェント担当者とすることになります。

外資系企業で英語のやりとりが不安であれば、エージェントを通す方が安心です。

一方、日本の就活サイトに載っている求人はそもそも日系企業の海外支店募集が多く、

自分で直接やりとりする場合も日本語なので全く問題ありませんでした。

書類通過率は割と高かったです。

というのも「業界経験3〜5年以上」という条件も多い中、未経験でもOKな求人に絞って応募したため。

「未経験でもOK」って離職率が高い、人手が足りない、応募が少ないという裏返しですが。笑

特に、日系企業の海外支店勤務は「腰掛け」と捉える人が多いので離職率は高いようで、

「未経験歓迎」で募集することも多いので、まさに私にとてはドンピシャな条件なのです。

実際の面接はどんな感じ?

面接はオンラインで、すべての企業でスカイプ面接をしていただきました。

このスカイプ面接の日時を決めるのが結構大変でした。

面接の日時調整

なんせ、住んでいるのがアイルランドなのでアジア方面、北米方面と時差がかなりあります。

アイルランド時間で、早朝や寝る前の時間に面接をすることも多々ありました。

基本的に、企業側の候補日時の中から都合の良い日と時間帯を伝えて調整してもらいましたが、

相手が日本だと、日本時間18時=アイルランド時間の朝9時の面接にしてもらうことが多かったです。

日本はもちろん中国、インドネシア、カナダ、メキシコなど、、色々な国から面接してもらいました。

大きい企業だと人事は本社で一括やっているところもありますが、

現地採用だと、現地の支店長とか責任者の方が面接官ということも多いようです。

また、私はシェアハウスに住んでいて、基本的にリビングでスカイプ通話していたので、

ハウスメイトには前日までに面接の時間帯とリビングを使わせてもらう件を連絡いれていました。

早朝とか夜遅いとハウスメイトにも迷惑がかかってしまうので、この辺も大変でした。

ですが、みんなに連絡をすることで私の就活状況も気にかけてくれて、

進捗の相談とか、この企業の条件どう思う?などグローバルな視点で意見をもらえて面白かったです。

実際の面接

とりあえず、スカイプ面接とはいえビデオ通話なので、かっちりめの服装で。

でもアイルランドにスーツは持ってきていなかったので、とりあえず白シャツでしのぎました。

まず、英語面接は、数回しか受けませんでした。

外資系企業は書類も通らないし、あまりにも英語面接がダメすぎて早々に諦めたらからです。笑

やはり、実務経験主義の海外市場では、私の経歴だと難しいことは多かったです。

同じポジションでの経験を数年積んでいて、はじめて「経験者」として扱ってもらえるので、

類似の経験があると主張しても「でも実際のことは知らないよね?」と切り返されるばかり。

英語面接では、もっと誇張して話したり、多少嘘でも堂々とアピールをすべきだったと後悔しました。

また、自分で作った面接の質問集を一通り頭に叩き込んで挑みましたが、

想定外の質問やエピソードトークになると、やっぱりボロが出て回答に時間がかかるのも良くなかったです。

逆に日本語の面接は、母国語でめちゃくちゃ楽だな〜と思いました。笑

日本語・英語に限らず、面接でよく出た質問内容は以下の通り。

・前職の詳しい内容と実績

・前職の退職理由(&なぜワーホリに来たのか)

・志望理由

・過去にあった仕事の失敗例&どうリカバーしたか

・こういう仕事内容だけど大丈夫?という確認&過去に似た経験はある?

やっぱり、メインは前職の内容志望理由です。

ただ、志望理由は企業への志望理由というよりポジションについてを語りました。

(なぜ旅行業がいいのか、なぜ海外支店でツアーオペレーターが良いのか)

中途採用の転職で、「どうしても御社が良いです!」ってなかなか難しいですしね…

ですが、もちろん事前に企業研究もする必要があります。

私は、ネットで企業HPを検索、企業概要・企業理念・沿革・支店やグループ会社の情報などを

A41枚程度にまとめておき、ニュースなどで取り上げられた内容も加えていました。

実際の面接でこの情報を使って話をすることはほぼないですが、

例えば「実は最近〇〇という海外企業と提携を結んだから、新しいエリア開拓を考えていて…」

という話を面接官の方がされた時に、事前に企業サイトで調べてあれば、

「昨年提携されていましたね、あの企業ならこのエリアのシェア率NO1ですし、私も知っています」

的なこと言うだけで、おお〜ちゃんと調べてるね、ってなります。笑

その企業の強みなどを自分なりに考え、自分の志望理由にちょっと上乗せできれば上出来だと思います。

いわゆる逆質問も直球に気になっていることを色々聞きました。

現地採用だけど昇給や他国への異動はあるか、日本人スタッフと現地スタッフの比率、

実際に採用されてからの流れ(ビザ取得に平均どのくらいかかるか)などを聞きました。

採用と今、これからのこと

海外転職となると内定が決まっても、その後のビザが発行されるまで渡航できないことがほとんど。

ビザも国によって1ヶ月以内でとれたり、数ヶ月待たないと出なかったりと様々です。

国によっては、まず観光ビザで入国してから滞在中にビザ切り替え申請を行うこともあるそうですが。

ビザ待ち期間の対応も企業によって様々。

他のバイトとかしていいから好きに過ごしてね〜とか、日本の支社でまずは働かせてもらえるとか。

さて、私は、最終的に3つの企業からそれぞれ内定をいただき、最後の企業に決めました。

正直、途中でコロナの影響が大きくなっていき、就活状況が大きく変わったので、

最初のうちは、自分が納得のいくところまで就活を続けようと思っていましたが、

第一希望の企業での選考がストップしてしまったことでかなり悩みました。

この状況下では雇ってもらえるだけで有難いので、希望通りの条件ではありませんでしたが、

しばらくは日本での採用という形で内定をくださった企業に決めました。

ただ、入社時期の目処も、コロナ禍がどこまで続くかわからず、曖昧です。

正直、いつ内定切りにあうかもわかりません。

コロナの影響下での旅行観光業の就活は、非常に困難な状況にあると思います。

ちょっとタイミングが悪い時期に転職活動となってしまいましたが、こればかりはしょうがないので。

とはいえ、たまに、この状況が半年1年と続いて、内定切りにあって、無職が続いたり、

そのあとに就活しても離職期間が長すぎて、さらに自分が使い物にならなくなるのでは、とか、

不安な気持ちに襲われることもあります。

英語の勉強、旅行業界の情報収集、他の短期派遣の仕事などに時間を割いて、

できるだけ今はそういうマイナスなことは考えないようにしていますが…。

 

ということで、まさかのコロナウィウスの流行で、イレギュラーな就職活動になってしまいました。

あまり誰かの参考になる話でもないのですが、とりあえず記録として。

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