大勢の中の一人ではいられない地方移住

高知 移住生活
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こんにちは、翔です。

気づけば高知県へ移住して1年経ちました。

移住日記ブログにします!と宣言したのに、まったく更新しないまま1年…

一応、なんでこうなったのかの事情とその経緯を冷静に分析してみました。

地方移住をする目的と覚悟

地方移住、って皆さんどんな目的でされているのでしょうか?

今の時代だと、コロナの影響で在宅勤務がさらに進み、

場所にとらわれない働き方ができるようになったからという理由もあると思います。

農業や林業などその土地に密接に関わる仕事に就く移住者もいらっしゃいますし、

お店を開いたりして新しい事業を自分で立ち上げる移住者も多いですよね。

私の移住先では、そういう開拓精神がある移住者の人の話をよく聞くので、

本当にすごいなあと心から尊敬します…。

私はと言うと、ワーホリを決めた時のように、軽い気持ちでぽーんと実行してしまったもんだから、

やっぱり、地方移住は仮でもいいから方針決めてから来ないと路頭に迷うな…という正直な印象。

その土地に受け入れてもらうためには、それなりの覚悟があることを示さないといけないと思います。

正直、ワーホリも経験して、「住む場所を変えること」がそんな大層なことだと思っていませんでした。

来たばかりの時は「「移住、移住」って皆大げさだなあ」と思っていたんです。

でも地方在住者にとって「移住」とは単に住む場所を変えるだけではなく、

「覚悟があって地方に移り住むことを選んだ」という見方になるんだと気づきました。

だからこそ、ここでなにがしたいの?どうしていくの?という眼差しが向けられているように感じます。

大勢の中の一人ではいられないのが地方移住者

アイルランドワーホリのブログを作ったきっかけを思い返すと、自分の経験すべてを晒して、

今後ワーホリをする人の参考になれば、と思ったからでした。

でもこれまでは「アイルランドワーホリ中の日本人の1人」としてダブリンから情報発信をしていて、

大勢の中の一人の意見として参考程度に見てもらえたら…くらいの気持ちでした。

しかもそれを日本語でブログを書いていたわけで、ダブリンの中では地元の人たちには

見つけようのない情報の一つとして細々とやってこれたからこそ好き放題書いていたわけです。

でも日本で、日本語の情報発信をし、地方で生活するのは訳が違う。

地方では嫌でも大勢の中の一人ではいられない。

地方移住者ブログと名乗るからには、その生活を公にしていこうという姿勢も必要だと思いますが、

きっと固有名詞をバンバン出していけば、どこのどいつかすぐわかるはずで、

現実世界でさほど良い印象を残したわけでもない私が、ブログでは赤裸々に語っているって、

リアル世界ではすごい嫌な奴に見えるだろうな、って思って…。

でも、発信するというのはそれなりの覚悟を持つということですよね。うん。頑張らないと。

自分がちっぽけすぎて震えます。何者でもない自分がとんでもなく惨めになります。

気づいたらこの歳で、また手に職もなく特技もなく、使い物にならない自分とまた向き合って、

なんだかワーホリ行く前の自分と同じ。

また堂々巡りで自分をどうにかしたいのにどうにもできてない自分との戦い。

て、ことで、、、何が言いたいかと言うと

つまり、地方移住は甘くない。ということ。

そのセリフだって散々聞いてきたはずなのに、

自分は一人でアイルランド生活もしたし、日本国内ならどうにかなるだろうと舐めてましたね。

特にコロナ禍においては、交流の場や出会いの場がかなり少ないので、

新参者が顔を売っていくためには、よほど自分が頑張らないといけないと思います。

そして、特段人より秀でたものがないし、都会で活躍できないから地方だったら、、、

なんて安易な考えで移住するのは本当におすすめしません(笑)

私も、特にそんな風に考えていたわけではないんですけど、来てみて納得。

都会で、「大勢の中の一人」に甘んじていた人間が、場所を変えたところで何も変わらないです。

完全にフルリモートで仕事を受けられるので地方に移住して、

あくまでもオフの日の田舎を満喫するとかだったら話は別だと思いますが。

このブログは、高知県移住の楽しいところを発信しようなんて呑気なこと考えていましたが、

そんな身バレと中身の無さの露呈を恐れて、無更新のまま、ここまで来てしまいました。

ま、ワーホリの時でもかなりひどかったですが、さらに醜態を晒しながら、

皆さんにこんな奴もいるからまだ大丈夫、と自信持ってもらうためのブログです。

自分をさらけ出す勇気を持つ、もっともっと新しいことに挑戦して自分を磨く、

それがこれからの課題になるかと思います。

四国の片田舎で、勝手に追い込まれた気持ちになりながらアップアップしている私ですが、

どうか暖かく見守ってくださいませませ。

 

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